

- 私たちは、私たちを愛する─ヨガメンター5人のセルフケア習慣
- 3月8日は国際女性デー。
この日を迎えるたびに、私たちは「自分を愛すること」の意味を改めて考えます。今回は、ヨガインストラクターとして長年活躍する5人のメンターたちに、日々のセルフケア習慣と、ヨガがもたらした変化について伺いました。彼女たちの温かなメッセージが、あなたのウェルネスライフのヒントになりますように。
峯岸道子先生
Q1. 健やかに過ごすために大切にしている習慣は?A. 1.しっかり寝る
2.一日一回は少しでも動く(筋トレ1か所だけでも)
3.栄養成分が配慮された食事をとる
Q2. 忙しい日々の中で、自分をケアするために意識していることは?A. 今の自分に必要な運動と栄養を、日々の生活の中で意識して取り入れています。年齢や仕事のスタイル、環境に応じて運動メニューと必要な栄養が変わるので、常に自分の状態を把握することが大切です。
Q3. あなたにとって「ウェルネス」とは?A. やる気に満ち、ポジティブで、常に自分と周りの人たちも笑顔でいられること。
Q4. ヨガがあなたの人生にもたらした変化は?A. 自分の状態を常に知ることができるようになり、さらに自己中心的ではなく、他者を思いやることがどれほど大切かを実感しました。そして、それが自分の幸福感に繋がることを確信しました。
Q5. 国際女性デーにちなんで、今の女性たちに伝えたいメッセージは?A. 自分と家族を大切に!そして、世界で唯一無二の「自分」を社会にどう活かすかを考えましょう。人生における最大の喜びは、他の誰かに貢献できるという事です。物質的な資産を増やしても、それが最後の瞬間に喜びをもたらすことはありません。他人の期待に応えることだけでなく、自分の力で「自分」という個を活かして、今を大切に生きることが本当の幸せです。
峯岸道子(みねぎしみちこ)
ヨガ指導歴25年、BMYスタジオ主催。機能解剖学を活かした独自手法は、峯岸メソッドと呼ばれ、海外のカンファレンスでも高く評価されている。TV出演、著書多数。
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近藤真由美先生
Q1. 健やかに過ごすために大切にしている習慣は?A. 健やかさを保つために、プラスするだけではなく、マイナスする事を習慣にしています。沢山の情報や魅力的な事柄があふれる中で、必要な事だけを選択してプラス、プラスしたら必要のない事はマイナスして、結果プラスにはしない。常に手元にある事に対して、丁寧に向き合い、豊かな心で過ごすことを大切にしています。
Q2. 忙しい日々の中で、自分をケアするために意識していることは?A. オーバーフローしないように、ゆっくりゆっくり自分と向き合うように意識して、心身のバランスを保っています。1日の中で、自分の内面をいたわり、ケアする短い時間を作るようにしています。
Q3. あなたにとって「ウェルネス」とは?A. 身体と心の健康だけでなく、精神的な成長、自己認識の向上、そして社会との交流の機会により社会全体への貢献を目指す生き方です。
Q4. ヨガがあなたの人生にもたらした変化は?A. 自己理解が深まり、自分の許容範囲で、急がずに物事と向き合い対応できるようになったことです。反射的な行動は失敗につながりますが、「ひと呼吸おく」「間をとる」ことで、自他や社会との衝突を回避できます。葛藤のない心の穏やかさは、充実した自分らしい人生のための活力になります。
Q5. 国際女性デーにちなんで、今の女性たちに伝えたいメッセージは?A. 自分の能力や可能性を信じて、自身を大切にすることが、他者を支える力につながります。自分の意見は表明して、周囲と協力することで、変化を生み出す機会をつかむことができます。このメッセージが、今の女性たちに力を与えることを願っています。
近藤真由美(こんどうまゆみ)
2004年より指導を開始し、国内外で学び続ける。理論と技術を基にしたホリスティック指導を行い、TVCMや書籍監修も担当。
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中村晃子(アクロアキ)先生
Q1. 健やかに過ごすために大切にしている習慣は?A. お風呂です!寒い季節はとくに朝晩2回は入浴し、身体を芯から温めてから動くようにしています。さらに朝一番に白湯を飲むことで、内側からあたため、内臓もきれいにしてから食事をするようにしています。朝食は手作りのミューズリーとフルーツとヨーグルト、ほぼ同じものをいただいています。
Q2. 忙しい日々の中で、自分をケアするために意識していることは?A. 年齢が上がってきて、忙しい日々そのものが厳しいと感じるようになりました。なんていうか、テキパキとあれこれできなくなってきて…(笑)隙間を増やすこと、予定をあれこれ詰め込まないように意識しています。それで困ることは特にないんです。やるべきことはちゃんとできるし、自分が心地よくいられるために「自分に優しく」を心がけています。
Q3. あなたにとって「ウェルネス」とは?A. 一言でいうと元気。元気をシェアできる人でいることが私のウェルネスであり喜びです。心と身体が繋がっているように、自分のエナジーと環境は繋がっています。高い波動でいるために自分に必要なことを理解して実践していくことが大切で、それを共有できる場、仲間がいるというのが、求められるウェルネスなのかなと思います。
Q4. ヨガがあなたの人生にもたらした変化は?A. 3人の息子の子育てでストレスを感じ、専業主婦でイライラしている日々にヨガに出会いました。アーサナや呼吸法での身体の変化でまず育児の体力がつき、「アヒンサー(非暴力)」「サントーシャ(知足)」を日常に落とし込むことで、母としての楽しさの方に意識が向くようになりました。前向きな楽しい活力ある日々へと大きくかわり、幸福感が高まりました。
Q5. 国際女性デーにちなんで、今の女性たちに伝えたいメッセージは?A. 女性の人生は多様化してきましたが、どのような生き方にせよ、ホルモンバランスに大きく影響される時があり、感情に左右されることも多いです。自分の身体を慈しむことで元気になり、整う。その時間や方法を持っていることの大切さを忘れずに、その一つにヨガがあることをぜひ知っていただきたいです。
中村晃子(なかむらあきこ)
アクロヨガ指導者。プロダンサーとしてTVCMや舞台で活躍後、ヨガ指導へ転身。アクロヨガに出会い、人と社会のバランスを大切に指導を続ける。
acroaki
清水鮎美先生
Q1. 健やかに過ごすために大切にしている習慣は?A. 朝日を浴び、お気に入りの音楽を聴き、瞑想で心を整え、前向きな心を育んでいます。夜は、一日の中で心が温まった瞬間や感謝したことを記します。こうした小さな習慣が、心と身体を整え、穏やかさと活力を育んでくれます。
Q2. 忙しい日々の中で、自分をケアするために意識していることは?A. ふと立ち止まり、空を見上げる。深呼吸をしながら外の空気を感じる。お気に入りのコーヒーの香りにほっとする。好きな香りに包まれる。そんな些細な瞬間が、日々の流れに潤いを与え、心をリセットしてくれます。自分を大切にする時間を、意識的に持つことを心がけています。
Q3. あなたにとって「ウェルネス」とは?A. ウェルネスとは、「自分の内側と、まわりの世界が調和すること」。 私たちは常に変化の中に生きています。だからこそ、自分にも、まわりにも無理をせず、心地よくいられる選択をすることが大切。笑顔が自然とこぼれるような環境を選びながら、しなやかに調和を育むことが、私にとってのウェルネスです。
Q4. ヨガがあなたの人生にもたらした変化は?A. かつては、何かを達成することにばかり意識が向いていました。でも、ヨガは「過程そのものに意味がある」と気づかせてくれました。幸せは未来にあるのではなく、「今、この瞬間」にある。呼吸とともに、自分を感じ、今を大切にする。その積み重ねが、未来を形づくっていくのだと思います。
Q5. 国際女性デーにちなんで、今の女性たちに伝えたいメッセージは?A. 女性はまるで女神のように、強さと美しさをあわせ持つ存在。そのしなやかさや直感の力は、人生を豊かにし、周りにも優しくあたたかな光を届けます。だからこそ、まずは自分を大切に。心地よくいることが、あなたの輝きをさらに増し、自然と周りにも勇気や希望を広げていきます。応援しています!
清水鮎美(しみずあゆみ)
OdakaYoga日本教育チーム所属。骨ナビ指導者。BSフジ・目覚ましTV出演、ヨガジャーナルなどメディア実績多数。
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花井葵先生
Q1. 健やかに過ごすために大切にしている習慣は?A. 笑顔で挨拶をすること、そして「ありがとう」をたくさん見つけて言葉にすることを大切にしています。小さなことにも感謝を持つことで、気持ちが前向きになり、人と優しく繋がっていく機会になります。笑顔でいることは自分自身にも周囲にも良いエネルギーをもたらしてくれると信じています。
Q2. 忙しい日々の中で、自分をケアするために意識していることは?A. どんなに忙しくても、お風呂にお湯を溜めて、浸かるようにしています。お気に入りのバスソルトを入れて、深い呼吸をしながらリラックスする時間を作ることで、心と体をリセットしています。資料や本をお風呂で読むこともあります。日常のささやかなことですが、お風呂の時間が、心にゆとりを作ってくれています。
Q3. あなたにとって「ウェルネス」とは?A. 私にとってウェルネスとは、豊かに生きるための実践です。特別なことではなく、日常の中で、今日は何を食べよう、何を着よう、一番したいことは何かな?と、自分の心と繋がって、目の前の瞬間を十分に味わって生きることが、健康だけでなく、心も満たすウェルネスの実践だと思っています。
Q4. ヨガがあなたの人生にもたらした変化は?A. ヨガを始めてから、自分の人生を自分で選択する勇気を持てるようになりました。ヨガは自己探究と言われています。周りの価値観ではなく、私がどうありたいのか、何をしたいのか、を自分に常に問いかけるようになったことで、積極的に行動する力がつきました。人生を主体的に生きる女性を応援することが今の私のやりたいことです。
Q5. 国際女性デーにちなんで、今の女性たちに伝えたいメッセージは?A. すべての女性に、自分の人生の主人公になってほしいと願っています。セルフケアは、自分が輝くための知恵、自分自身を大切にして、英気を養い、みんなが自分の心が本当に求める生き方を大切にできますように。
花井葵(はないあおい)
ヨガ指導者養成講師&RYT500ヨガスクールenyogini運営。企業研修、動画提供など多方面で活動中。
オンラインヨガ指導者養成校HP
aoi.enyogini_yoga
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